今の子供たちが活躍する頃の社会では,AIやロボット,IoTなどをはじめとする情報技術は生活の中で当たり前のものとして存在していると考えられ,これらの情報技術を手段として効果的に活用していくことの重要性は一層高まっていくこととなる。一方で,スマートフォンやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が急速に普及し,その利用も低年齢化する中,これらの利用を巡るトラブルなども増大しており,子供たちには,情報や情報技術を適切かつ安全に活用していくための情報モラルも身に付けさせていく必要がある
これからの学びにとっては,ICTはマストアイテムであり,ICT環境は鉛筆やノート等の文房具と同様に教育現場において不可欠なものとなっていることを強く認識し,その整備を推進していくとともに,学校における教育の情報化を推進していくことは極めて重要である。情報技術が当たり前に存在する社会を生きるこれからの私たち、子供たちにとって「情報技術活用できること」、「情報技術を活用するために必要な知識やモラル」を身に付けるために「教育の情報化」を推進する必要がある。とのこと。
また、鉛筆やノートと同じレベルで必要なものとするべきとも書いています。
情報化の進展で子供たちが身に付けないといけないこと
は、勝手に身につくと思っています。子供にスマートフォンを渡すとYoutubeで好きな動画を見ています。教えてもいないのにチャンネル登録をしたり、違う動画をみたりどんどん使い方を覚えていきます。それぞれの家で機会と機械を与えてあげれば良い気がします。学校じゃなくても家でできる。もう大人はみんなスマートフォンもってますし、お古を子供にあげて鉛筆、ノート、スマートフォンを持って登校できれば情報化が進展しますね。
モラルやルールに関することも家で教えられる内容だと思います。利用を巡るトラブルが増大している、そうですが、軽いトラブルを何度も繰り返して子供自身で学べればよいと思っています。学校、家はサポートし企業はサービスを整備する役割を担います。
教育の情報化について
①情報教育:子供たちの情報活用能力の育成情報やスマートフォンなどの機器に触れる機会をたくさん与えれば、知識・技術は自然と身につくものなので「②教科指導におけるICT活用」や「・学校のICT環境の整備」は特に重要で優先してやらないといけない。
②教科指導におけるICT活用:ICTを効果的に活用した分かりやすく深まる授業の実現等
③校務の情報化:教職員がICTを活用した情報共有によりきめ細やかな指導を行うことや,校務の負担軽減等
あわせて,これらの教育の情報化の実現を支える基盤として,
・教師のICT活用指導力等の向上
・学校のICT環境の整備
・教育情報セキュリティの確保
の3点を実現することが極めて重要である。
なぜ「教育の情報化」を推進しないといけないか
家ではスマートフォンでインターネットやSNSなどの情報を活用しているのに学校だとダメ。情報が遮断されたところで勉強している。ほかの学校の事やインターネット上にある情報が学校の中からはわからない。先生の言うことはすべて正しい。変化の速い今の社会ではそれではダメで、学校教育でも今の情報を有効に使っていきましょう、そのための環境整備をしましょう。というのが「教育の情報化」を推進すべき理由でしょうか。
教室でインターネットが使えれば、重たい辞書はもういらない。
ちなみに企業でPCが普及したのが2002年だそうで20年前の変化を今からやろうとしています。
企業におけるPCの普及
続く。